小学生でもすでにスマホを持っている人の割合は約半数を超えています。
新学期の始まりや高学年になった時、習い事を始めた事などをきっかけに子供にスマホを持たせたいなと考えている親も多いのではないでしょうか。連絡手段や何かあった時に持っていた方が安心できるのって本当に便利です。
子供に合ったスマホってあるのかな?
せっかくなら色々遊べるやつがいいよ~(>_<)
それはダメ!遊びすぎてスマホ依存になるのも困るし、危険な目に合うことも怖いよね。安くて安心な小学生に合ったスマホってあるのかしら?
もちろん、ありますよ!小学生にどんなスマホを持たせたらよいのか、選び方のポイントや月の支払いを抑えてスマホを持つ方法を丁寧に解説します。
子供にスマホを持たせる時は、スマホ依存などの危険性があることを理解した上で購入する必要があります。しかも、大人と違って、使いやすさの重点においても考える必要があります。
しかし、子供用のスマホに限定すると、種類はかなり少なく、限られた中ではありますが、お勧めのスマホを紹介します。
- 小学生向けスマホを選ぶポイント
- 小学生におすすめの格安スマホとは
- 子供にスマホを持たせる時に注意する事
- SIM契約以外の選択肢はある?
- 大手キャリアと比較するとどうか
小学生向けのスマホを選ぶポイント
小学生向けのスマホを選ぶポイントは3つ
- 子供が安全に使えるようにリスクの対処方法があるか
- 子供にとって扱いやすいかどうか
- 価格面で納得できる性能か
子供がスマホを使うメリットやデメリットとは
子供がスマホを使うには、メリットとデメリットの両方が存在します。
この点を理解しないでスマホを持たせてしまうと、後々トラブルが発生したり、健全な育成に害をなしてしまったり、問題が発生してしまいます。
いったいどんなメリットがあるの?
意外とメリットは多いです。簡単にまとめてみました。
習い事や子供同士で遊ぶことが多くなってくる時期ですので、緊急時に連絡が取れるという事は大きなメリットとなります。その他、位置情報を確認することができるので、子供がいつどこにいるのかという情報も手に入れる事ができます。
メリットはよくわかったけど、心配事も多いわね。
そうですね。デメリットも多くありますので、まとめてみました。
問題となるのは、スマホで動画やゲームをすることで、依存しすぎるという事です。勉強への影響や、視力低下などの危険性があります。また、情報を簡単に得ることができるので、有害サイトへのアクセスや課金などの金銭面での問題も発生してきます。
子供にとって扱いやすいかどうか、持ちやすさは重要
スマホ選びの中で、意外と重要視されていないのが、子供にとって持ちやすいかどうか。
大人と手の大きさが違うので、操作性や持ちやすさって意外と重要なのです。手からこぼれて、落としやすいので、故障のリスクも上がってしまいます。
いったいどんなスマホが持ちやすいのかしら?何に注目して選べばいいの?
それは、サイズと重量に注目するといいですよ。
子供に持ちやすいスマホのサイズは
- 画面サイズは5インチ以下
- 重量は160g以下
画像のキッズ携帯(ガラケー)では、3.4インチの画面サイズに、94gの重さと比較的小型です。小学生向けのキッズ携帯は、持ちやすさが重視されており、手に馴染む点が魅力的です。子供に選ぶ一番の要因も、このサイズ感と安心感ではないでしょうか。
キッズ携帯を持っていた人がステップアップでスマホを購入するなら以下のスマホがいいのではないかと考えます。
子供にお勧め度を考えたら、iPhoneか楽天ハンドの2強です。特に楽天ハンドは価格面でも負担が減るので子供向け最強かもしれません。
親が使い方を理解しているiPhoneにするか、子供用に価格面で大変得する楽天ハンドという選択肢がちょうどいいと感じます。その他でJerryシリーズを挙げましたが、特に小型というメリット以外は感じられません。
小学生のスマホ選びは価格面で納得できるか
小学生のスマホ選びには、価格面で納得できるかどうかも重視する点です。
小学生が使うスマホってことを考えたら、必要な性能は低スペックでも問題ないでしょう。バリバリのゲームをするわけでもないので、一昔前のスマホや廉価版のスマホ(ミドルシップ以下)でも問題ないでしょう。
特に注目したいのは、補償面。
子供が使う事が大前提なので、簡単に画面バキバキになります。
私の娘は1か月以内で落として液晶が割れてしまいました。
大人と同じように丁寧に扱う事ができず、公園で置きっぱなしになってしまったり、走って落としたりとかなり雑に扱われてしまいます。
そのため、フィルムは必須ながら、壊れてしまった時の保証がしっかりとしているスマホや、プランを選ぶと安心して使う事ができます。
製品が通常使用で壊れるというより、子供が雑に扱い壊すという事が多いです。
通常の保証ではなく、スマホ補償パックなどに加入が必須だと感じます。
親の中古スマホをSIM契約だけ行い、渡すという手もあります。この場合は、格安で使用できるというメリットがありますね。
小学生におすすめの格安スマホSIMとは
小学生にとっては、初めてのスマホとなります。
大人と違って、使い方の幅も狭いし、エンターテイメントに使う事は制限される場合が多いです。つまり、データ使用量を抑えてもOKという事です。
データの使用量を考えて使えるように今のうちに勉強させておきましょう。docomoやau、Softbankなどの通常のキャリアの場合は、価格面がかなり高くなり、月額使用料で家庭への負担が大きくなります。大人と同じ条件で使用することが前提の価格であり、子供が使いこなすにはもったいないですね。
月額利用料金を抑えることで、家計にもお得だし、納得して持たせることができます。
大人と同じ様に使うわけではないので、できるだけ利用料金は抑えたいですね。
その通り!そのため、格安SIMという選択肢はかなり有効なのです。
小学生にとって格安SIMは、普通に使う事ができて、かつ料金がかなり抑えられているというメリットが大きいスマホです。
自宅にWi-Fi環境があり、外出先では動画を見ないという条件で使用すれば、データ使用量は通常3GBまでに抑えられます。低容量プランに限って言えば、格安SIMは月額使用料がかなり安いので、ぜひ選んで欲しいです。
以下に低容量プランを各社でまとめてみました。
容量 | 料金 | |
楽天モバイル | 1GBまで | 0円 |
LINEMO | 3GBまで | 990円~ |
OCNモバイル | 1GBまで | 550円~ |
Y!mobile | 3GBまで | 990円~ |
UQモバイル | 3GBまで | 1620円~ |
J:COMモバイル | 5GBまで | 550円~ |
特に、LINEのデータカウントがフリーとなるため、LINEがメインで使うならLINEMOが有効です。
また、0円運用として、スマホ端末+契約料+月額使用料のすべてを合わせて0円で使用する方法をまとめた記事もあります。こちらも見てみてください。
スマホを購入する前に確認すること
子供のスマホを購入する前に確認して欲しいことがあります。
- 学校への持ち込み制限について
- スマホを使用する目的、家庭内ルール
- フィルタリング機能、ペアレンタルコントロール機能
スマホを学校に持ち込みが可能かどうかは各自治体の学校によって異なります。緊急時の連絡用に持たせたいと考えていても、学校自体に持ち込み不可の場合は、不要なものとなってしまいます。
次に、スマホを何のために持つのかはっきりさせておく必要があります。
先ほどの様に、親が緊急時に連絡をしたい場合や、スマホを使って位置情報を知りたいなど、様々な場面で利用できます。また、子供がスマホを使う場合は、どうしても動画やゲームをしすぎてしまいます。そのため、家庭内でしっかりとルールを設ける必要があります。
最後に子供の安全にかかわる問題です。
スマホ依存や有害サイトへのアクセスなどスマホを持つには危険性が伴います。小さいうちに所持することで、わからないうちに危険なことに巻き込まれてしまったという事案も存在します。
フィルタリング機能を使って、有害サイトへのアクセスをブロックできます。また、時間制限やアプリの導入を制限するなど、健全に使う為に制限を掛けることができます。
各社が提供しているフィルタリング機能や有料のフィルタリングがありますが、Googleが無料で提供しているファミリーリンクが有能ですごい良いです。
スマホはいつから持たせる?低学年と高学年の違い
小学生にとって、スマホはいつから持たせるか問題が存在します。
親が塾など習い事を始めて、連絡がいつでも取れるようにと必要としている場合もあります。反対に、子供が友達が持っているから欲しいと言っている場合もあります。
どちらにしても、スマホを持つことで、メリットやデメリットが存在することを理解しておかなければなりません。
また、小学生が自分のスマホを持つ割合も年々増えています。
学年 | 自分のスマホ利用割合 |
小学生(9歳以下) | 21.4% |
小学生(10歳以上) | 63.3% |
中学生 | 91.1% |
高校生 | 99.3% |
最近の内閣府の調査では、小学生の低学年では自分のスマホを利用している割合が21.4%なのに対して、高学年では63.3%と上昇しています。つまり、高学年の約半数がスマホを持っていることになります。
こんなにスマホを持つ時期が早くなっているの⁉
子供がする「みんな持っている」というお話は実は本当だったんですね。
低学年ならスマホ以外の選択肢も
小学校の低学年であれば、スマホ以外の選択肢もよいでしょう。
我が家では、低学年ではキッズ携帯⇒高学年になってスマホとステップアップしました。
キッズケータイなら、docomoやau、Softbankにて、500円(税込み550円)程度でプランが存在します。
位置機能だけが欲しいなら見守りGPS
子供の居場所が確認できるだけで、安心です。
GPSで現在地を全て把握することができるアイテムです。
子供が学校に着いた、習い事に行った、どこかで迷子になっている等と言った心配事を解消してくれるアイテムです。スマホで簡単に確認できるので、位置情報だけ欲しい場合はランドセルに入れておくだけ、これで足ります。
スマート防犯ブザー「otta.g」
防犯ブザー+GPS+音声!声でコミュニケーションが取れるので安心感が違います。
GPS付きの防犯ブザー機能だけでなく、音声でコミュニケーションが取れるのがotta.gの素晴らしい点。子供から親に声を届けるだけでなく、親からも子供に声を届ける事ができます。困った時に親に連絡する手段がない子供が、SOSを出すことが可能なので、安心感が違います。
大手キャリアと格安スマホはどちらがいいの?
私はdocomoのスマホを持っているけど、子供も一緒がいいのかしら?
必ずしもそうとは限りません。必要な機能がしっかりとあって、安いものを選べばよいですよ。
大手キャリアとはdocomo、au、Softbankの3キャリアに、楽天モバイルを加えて4つのキャリアが現在大手キャリアと呼ばれております。
親が持っているスマホは大手キャリアが多いと思いますが、子供に持たせる場合は、格安スマホでも十分です。その理由は、必要なものだけを選択した圧倒的な安さなのです。
確かに、子供用って考えたら、あまり必要ないかもね。
使わない機能が多い大手キャリアより、使う分だけで安い格安SIMのスマホがお得かもしれませんね。
子供に0円でスマホを持たせる方法
安さで言うと、0円でスマホを使える事が究極でしょう!
そんなにおいしい話なんてあるわけないでしょ!!
それが実はあるんです。簡単な条件さえ守ればだれでも0円で使う事ができます。
ここで言う0円の定義は
スマホ本体代+契約料+月額使用料=0円
0円(タダ)で使う為には、一定の条件が必要です。
しかし、以下に挙げるだけの簡単な方法なのです。
たったのこれだけ。
楽天モバイルのプランは、データの通信量によって値段が変わる変動制です。しかし、1GB以下であれば、利用料金がなんとタダ!
これを利用して、1GB以下で使えば月額使用料がかからず、タダなのです。これで運用すれば、毎月の支払いをせずに済みます。
めちゃくちゃ簡単な方法だった!意外っ!!
端末代金もキャンペーンが毎回あるので、実質タダや1円で購入できます。私もこれで1年以上0円でスマホを使っちゃっています。
まとめ
小学生向けにスマホを選ぶときのポイントや選び方をお伝えしました。
参考にしてもらえると良いなと思います。
- 子供が安全に使える方法
- 扱いやすさはサイズと重量が大切
- 価格面は必要に応じて安さを選ぶ
- メリットデメリットを理解する