子供にスマホをいつから持たせるのがいいの?
小学生の高学年では63.3%が所持していると内閣府の調査データがあります。子供のスマホ事情、一体みんなはどうしているのか、解説していきます。
いつから子供にスマホを持たせるのか、みんな本当に悩んでいます。まだちょっと早すぎるのではないか、危険な事があったらどうしようか、費用がかかるし等々。
今回は内閣府調査の統計データを元に、みんなが子供にスマホをいつから持たせているか、メリットやデメリットを解説していきます。
- みんなはいつからスマホを持たせているか
- 子供がスマホを持つメリットやデメリット
- 費用を抑えてスマホを持つ方法
みんなは子供にスマホをいつから持たせているか
ねえねえ、みんなスマホを持っているから私も欲しい!!
みんなスマホを持っているってそんな事言って!自分が欲しいからって、本当はそんなに持っていないんじゃないの?
ちょっと待って!自分のスマホを持っている小学生は63.3%ってデータがあるんだ。みんなが持っているという事は本当かもしれないよ!
実は小学生高学年(10歳以上)のスマホ所持率は63.3%
これは、内閣府の調査データから出てきた最新のデータなのです。高学年に入るとほとんどの子供がスマホを持っていて、親と共有しているという回答を合わせると、90%以上がスマホを使っている事になっています。
もちろん、中学生、高校生と学年が上がるにつれて、割合もどんどん増えてきます。
学年 | 自分のスマホ利用割合 |
小学生(9歳以下) | 21.4% |
小学生(10歳以上) | 63.3% |
中学生 | 91.1% |
高校生 | 99.3% |
多くの人は、子供が小学生の高学年になったころからスマホを持たせることを考え始めて、実際に持たせるのは周りの様子を見ながら、購入していることがわかります。
でも、ちゃんと使えるかしら?怖いわね。
メリットデメリットをしっかりと考えて、子供と話し合いをした上で導入を検討しましょう。
子供がスマホを持つメリット
子供がスマホを持つメリットは意外と多くあります。
大きくは親に対してのメリットと子供自身へのメリットがあります。
- 現在地の位置情報がわかる
- 連絡手段ができる
- コミュニケーションが取れる
- 物事を自分で調べる事ができる
- ネットリテラシーの練習、習得ができる
習い事をさせているので、連絡が取れるのはとっても嬉しいわ。子供同士で遊びに行った時も、どこにいるのか把握できて安心。
大人の目線では、
子供の連絡先や現在地がわかることで、安心できる要素が多くあります。子供にスマホを持たせる理由の多くはこの防犯面でという人が多いでしょう。
子供目線では、
友達とのコミュニケーションが取れることが大きいです。遊びに行くときに連絡先がわからないと一人だけ置いてけぼりになってしまったという話も多く聞きます。
成長側面では、
物事を自分で調べて解決することは、大人になって必要な力です。スマホを小さいころから持って、自分で調べる環境を作ることで、自ら解決ができる人物へ成長する事ができます。また、そのために必要なネットリテラシーも早くから学んでおくと、騙される・怖い目に合うなどありがちな危険に近づかない様になります。
早くからネットに触れることで、子供の成長ができるという点はすごく良いです。
子供にスマホを持たせるデメリット
子供にスマホを持たせる時にはデメリットも存在します。
親はここを理解してスマホを与えなくてはいけません。
- スマホ依存になる
- 視力低下など健康面での問題
- 勉学への影響
- 有害サイトへのアクセス
- SNSなど被害に合う可能性
- 金銭面への懸念
スマホばかり使って勉強全然しない。寝る前もずっと動画見て話しを聞かない!ってことにならないか心配だわ。
子供は自制心が効かないので、面白いと思ったらずっと使ってしまいますよね。
スマホの依存や勉学への影響が懸念されます。
また、子供が興味を持ちやすい有害サイトへのアクセスなどは、親が見ていない所でスマホを使ってしまえば、気づきにくいものです。
また、ゲーム機器などと同様ですが、スマホを長時間使う事で目が悪くなる、姿勢が悪くなるなどの健康被害へのリスクもあります。
これらはスマホだから悪いというわけではなく、テレビや自宅にあるタブレットなど、インターネットに接続できたら起こり得る問題なのです。
小学生ならほとんどないかもしれないけど、SNSの被害やネットいじめなんかも心配だわ。
スマホ依存⁉危険サイト⁉どうやって対策する?
こういったデメリットの部分に関しては、メリットと隣り合わせなので、しっかりと管理することで、メリットを活かしてスマホを使う方向性で子供のネット教育ができます。
いったいどうやって管理したらいいの?
フィルタリングサービスであるペアレンタルコントロールを使いましょう。
フィルタリングサービスは契約しているスマホの会社が出しているサービスもありますし、GoogleやAppleなど、スマホのシステムを作っている会社のサービスもあります。

また、子供がスマホを使う為に、ネットとの付き合い方を勉強させる必要があります。
長時間使う事へのリスク・ネット上の嘘の見抜き方・勉強とのバランス・自分で調べる事・お金について等々。しっかりと話し合いをしたうえでルールを決めてスマホを使うべきです。
スマホ使用のルールをしっかりと親子で決める事が大切です。

費用がかからない子供用スマホについて
子供にスマホを持たせる時に、問題となってくるのがお金。
アプリの課金などの問題もありますが、この点に関してはペアレンタルコントロールを使えば解決できます。アプリ自体の導入も制限できます。(クレジットカードなどの登録が必要なので承認がなければ課金できない)
親と同じくらいお金がかかるんでしょ?
これを機会に格安Simを使ってみてはいかがでしょうか?
格安Simは、端末代金がかかりますが、低容量のデータ通信で、月額使用料金がとても安いというのが特徴です。
逆に言えば、端末代金を安く入手すれば、格安で使う事ができるのです。例えば、端末はもともと自分が使っていた中古のスマホを利用するとか、キャンペーンを利用して安い端末を手に入れるとか可能です。
実質無料をうたっているSim販売が多くあります。
端末を手に入れる時は必ずこれらを利用することをお勧めします。
次は各社の月額使用料金を比較してみましょう。
Simを格安で使う為には、データ使用を少ない容量で契約して、賢く使う事を覚えると良いです。子供が使う分ですから、外出先では通話・LINEのみ、自宅のWi-FiのみでYouTubeなどの動画を許可するなどしておけば、容量がパンクすることはありません。
容量 | 料金 | |
楽天モバイル | 1GBまで | 0円 |
LINEMO | 3GBまで | 990円~ |
OCNモバイル | 1GBまで | 550円~ |
Y!mobile | 3GBまで | 990円~ |
UQモバイル | 3GBまで | 1620円~ |
J:COMモバイル | 5GBまで | 550円~ |
少容量のデータ使用量で抑えたときに圧倒的に安いのが
楽天モバイル!
何といっても、0円(タダ)!
これ、本当にタダなんかと思って試したことがありますが、私の娘の場合は、本当にタダ。ずーっと使っていますが、いまだに請求されたことはありません。
正しくは新規の期間無料キャンペーン適用で、その期間に使い方を学ばせました。今はタダで使えるように子供は成長しました。

データ使用量を1GBまでに抑えないといけないという条件がありますが、子供の使用環境を考えたときに、1GBをフルで使う為には、動画を見なければ問題ない事がわかりました。
大きくなると不満を感じると思いますが、小さいうちにどうやったらうまく使えるかを学ばせることは良いことだと思います。

まとめ
小学生高学年の半数以上はスマホを持っているという事は、内閣府の調査ではっきりとしました。さらに、中学生になるとほとんどスマホを持っている環境です。
周りに合わせるわけではありませんが、小学生の高学年、中学生になったら考える親が多いようです。
- 小学生高学年で約半数
- 中学生でほとんど持っている←この時期までに考える
- メリット・デメリットをよく理解する
- ペアレンタルコントロールを導入すれば安心して使える
- 費用を安く抑えるには格安Simを検討