勉強頑張るって言ったから、スマホを買ってあげたのに言っていることを聞かない。ルールを決めたけど意味がない!
子供がルールを守らないのってよくあるよね。どうしたらいいと思う?
スマホを使えなくするか、取り上げてしまうしかないんじゃない?
取り上げてしまったら、子供にとってとても辛い事だよね。もっといい方法を探してみよう。
スマホを買って、ルールを決めたけど、子供が全然守らない。ゲームばっかりしたらダメだと言っても、こっそり使っているし、どうしたらいいかわからないって事ありませんか?
将来的に、スマホを使う事は必須になってくるので、小さいうちからスマホとの上手な付き合い方を学んでおく必要があります。今回の記事は、そんなスマホとの上手な付き合い方を解説していきます。
- 子供がスマホルールを守る方法
- スマホルールの決め方
- 誓約書を書くという方法
- 親が管理をうまくできるようになる方法
子供がスマホの使用ルールを守れないのはなぜ?
子供がスマホの使用ルールを守れないのは、我慢ができないからです。
親である大人たちが、スマホを触りながらご飯を食べたり、誰かと話をしながらスマホをいじったり、暇があればゲームしたり、動画を見たり、色々しますよね。家族で話をする時間が必要と思っていても、ついつい触ってしまうのがスマホです。
大人でもこんな感じなので、子供が我慢できないというのも理解できますよね。
大人より子供の方が自制心が育っていません。
大人であれば、仕事や家事など先にしないといけないことがあれば、スマホを置いて、行動し始めますが、子供の場合はそうもいきません。勉強(嫌な事) < スマホ(楽しい事)となってしまい、目の前にある楽しいことを優先してしまいます。
スマホのルールの作り方で守らせる
子供にルールを守らせるためには、まず、守らないといけない事という認識を持ってもらう事が必要です。
スマホのルールの作り方で一番ダメなのが、親が勝手に決める事。これによって、親はルールがあると思っているけど、子供は特別なルールはないと思い、気持ちの差が生まれます。
本人 | 保護者 | |
小学生 | 80.3% | 88.2% |
中学生 | 71.2% | 82.3% |
高校生 | 42.9% | 64.7% |
内閣府の調査で親が決めていると思っているけど、子供との意識の差がはっきりと出ていますよね。
親子で一緒に決めることが大切なのですね。親が一方的に決めることはダメなのか~。
子供と決める「スマホ使用のルール」
まず、スマホ使用のルールがなぜ必要なのかを説明します。
利用時間の制限には納得性が必要よね
ここまで説明と理解が進んでから初めてルールを決めます。
利用時間などの制限に関しては、必要性が分かってくれていると思いますので、どれくらいの時間が妥当か子供と話し合いを行います。どうしてももっと使いたいと言い出しますので、勉強の時間や食事、家族のコミュニケーション時間などを差し引いて、どれくらいの時間が何故必要かという事を子供にプレゼンしてもらいます。親子で納得すればその時間に設定しましょう。
一方的に30分まで!
という風に決めると、納得性がなく、守りません。また、子供自身も守りたいと思えません。ところが、自分で決めたものであれば、納得性があり、守らない時も親から指導がしやすくなります。
誓約書の様にルールを見える化しておく
誓約書ってよく聞くけど、必要なの?
絶対に必要です!
ルールを決めたら「誓約書」を書きましょう。
誓約書などと難しい表現を使っていますが、ルールが書かれていればなんでも可能です。ルールを守るためにやるべきことを明確にして、自分がルールを守りますと宣言をさせるために必要な事です。
これによって守らなければならない事という意識が固まります。
ルールの中には、守らなかった場合の対応方法も記載します。例えば、守らない場合は親の許可が出るまで預けるなど。こうすることで、スマホを使えなくしても、ルールを守らないことが悪いと理解ができます。
見える場所にルールを掲示する事
スマホを使っていると、どんどん使いたくなるし、要求が増えてきます。
もっと使いたい、もっと遊びたい、もっともっと・・・。
気付いたら時間がオーバーしてしまっている何てことも多くありますよね。親が、「早く勉強しなさい」とか「時間が来たから片付けなさい」と声を掛けます。
ルールが見える化されていると、常に意識できるため、守るために促すことができます。
ルールを守らない時の対処方法は?
ルールを守らない時は、誓約書に記載されていた通りに実行します。
例えば、一定期間は親に預ける(取り上げる)
必ず実行してください。子供の言う事や仕方ないなあって優しさでルールを曲げることはしない様に。これは、親もルールを守るという事を意味します。
今日だけはいいよなど条件付きで許可をする場合もある場合は、ルールに明記しておきます。例えば、親に必要性をプレゼンして納得させられた場合は使用できるなども良いでしょう。
ルールの改変は常にあるものと考える
ルール・誓約書の改変は常に行います。
子供はすぐに大きく成長するものですし、周りの環境もどんどんと変わってきます。そのたびに面倒ではありますが、ルールを見直しします。
この時も最初と同じように、子供と共に話し合いのうえでルールに追記(改変)を行います。
SNSの許可など年齢に応じて行うと良いですね。
まとめ
子供がスマホの使用ルールを守らない時は
まずは、子供がルールを守りたいと思える環境が大切です。ルールを守る大切さの理解や、納得できるルールの作成などをすることが重要です。
子供が常に見えるようにリビングに掲示している人や、充電器の側に置いて、充電するときに確認できるようにしている人が多いです。